地震・台風・洪水などの災害は突然襲ってきます。
「10年に1度の大型台風」 「特別警報」 「避難勧告」 「避難指示」「ケータイの緊急地震速報」
滋賀県内でも台風18号による豪雨で多大な影響を受けました。
被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。
さて「土砂災害警戒区域」「土砂災害特別警戒区域」というのをご存知でしょうか?これは土砂災害防止法に基づいて指定される、土砂災害のおそれのある区域です。
不動産売買においては告知義務が発生しますので、指定区域であるか無いかは土地購入前に知ることができます。
ところが、先日の大型台風で被害を受けた地域は「土砂災害警戒区域」には指定されていないところも多いそうです。
ではその土地の危険度を判断するにはどうしたらよいのでしょうか?
各自治体は土砂災害のみならず、浸水や地震についても含めて
「防災マップ」、「ハザードマップ」というものを公開しております。
滋賀県防災情報マップ http://shiga-bousai.jp/internet/map/
琵琶湖洪水ハザードマップ http://www.city.otsu.shiga.jp/www/contents/1265949564974/
マイタウン大津 http://www4.city.otsu.shiga.jp/
これらを参考に、自分の住んでいる土地、もしくはこれから購入を検討している土地の危険度をあらかじめ掌握しておきましょう。
もちろん、どれだけ安全そうな場所でも、災害が起こる可能性がゼロの場所というのは、地震や台風の多い日本では無いでしょう。
地震や浸水の危険度が高い地域でも、地盤改良や免震構造などの対策で安全度を上げることは可能ですし、家具を固定したり土のうを準備しておくなど簡単にできることも沢山あります。
万が一に備え、避難場所の確認、防災グッズ等の備え、家族の集合場所、連絡方法など、家族で災害時の行動を話し合っておきましょう。
滋賀県防災情報マップより 最大浸水深図
MyTownおおつより 琵琶湖西岸地震時の震度予測